花の水辺区
広がりのある穏やかな田園風景の中で、生息する昆虫、鳥などの観察や水湿地の色とりどりの花々が観賞できます。
また、希少種のアサザやホトケドジョウの保全のため、水路を蛇行させ水の流れを緩やかにするなど、動植物に優しい水辺づくりをしています。
エリア図
里山交流館えちごにあん
学習・休憩スペースがあり、里山の旬の情報を発信する拠点施設です。
水辺の生きものの水槽展示や昆虫標本展示もあり里山の自然を学ぶことができます。
建物の外では、芝ソリができます。
インフォメーション、救護室もあります。
花湿地
花湿地は、湿地の復元に際し既存の植物を移植し、復元しました。
広がりのある穏やかな田園風景の中に色とりどりの花を観賞することができます。
またビオトープとして整備されて以来、移入した種や自然に発生した種を含め、環境省や新潟県でzr津滅危惧種として指定されている種がたくさん見られます。(ミズオオバコ、ミズアオイ、フサタキヌモ、ヒメタキヌモ、ミクリ、アサザなど)
水辺やデッキ状の遊歩道からは、さまざまなトンボやカエルなども観察できます。また、極力現況の自然を活かし、清らかな沢の水を取り込み、希少なホトケドジョウなど水辺の生きものを保全しています。夏にはホタルも飛び、ホタル観察会を開催しています。
馬隠しの小径
「馬隠しの沢」の地名の由来
戊辰戦争のころ戦火が近隣にまで及ぶようになったときに、村民は子どもや女性、馬などの家畜をこの沢の奥に避難させ難を逃れたという話が伝えられています。以来、この沢を「馬隠し沢」と名付けられ今に至っています。